騒動の火粉は、作品の出資・制作を主導するメガパブリッシャーのCJ ENMや、公共放送であるKBS(韓国放送公社)の幹部陣にも直撃した。巨大エンターテインメント企業としてのグローバルブランディングが問われる中、広報チームは異例の速さで公式ステートメントの準備に追われた。
株価への影響やスポンサーへの配慮から、一時は会見の全面キャンセルすら検討されたという。テレビ放映と配信が同時に進む現代のコンテンツ市場において、一つのボヤは企業の信頼を一瞬で失墜させかねない。スピード感を持った正確な釈明と、未公開映像の迅速な一部開示という苦渋の決断が、最悪の事態を食い止める防波堤となった。