黒ずみに悩むあまり、日常的に行ってしまいがちな自己流ケアには、毛穴構造を壊す大きな危険が潜んでいる。皮膚科医たちが口を揃えて注意を促す「絶対に避けるべきNG習慣」を挙げよう。
第一に、押し出しピンや爪を使って角栓を力任せに絞り出す行為だ。真皮層や毛穴周囲の組織が物理的にダメージを受け、色素沈着や毛穴の永久的な開大を招く。第二に、ワセリンパック後のすすぎ不足である。ワセリンは非常に親水性が低いため、通常の洗顔料だけでは落ちにくい。強力なクレンジング剤で何度もゴシゴシ擦ることで、今度は必要な角層のバリア機能まで破壊されてしまう。第三に、熱湯での洗顔だ。皮脂を取りすぎて肌が乾燥し、防御反応として皮脂分泌が過剰になるという悪循環に陥る。