各局が熾烈な視聴率争いを繰り広げる中、若手男子アナウンサーの採用基準には明確な変化が見られます。単なる高学歴にとどまらず、学生時代からメディア露出や明確な特技を持つ「即戦力型の個性派」がキー局の主力を担う時代になりました。
日本テレビの若手陣は、伝統的に体育会出身者や自己プロデュース力に長けた人材が目立ちます。早稲田・慶應を中心とした名門大出身者が多く、厳しい生放送の現場でも動じない度胸と基礎体力が徹底的に叩き込まれます。
フジテレビは、ジュノンボーイ出身の東中健アナをはじめ、華のあるビジュアルとタレント性を重視する傾向が健在です。バラエティ番組でのアドリブ対応や、SNS動画を通じたセルフブランディングに強みを発揮しています。
テレビ朝日は、報道ステーションを頂点とするニュース報道に即座に対応できる硬派な知性派を好む傾向があり、法学部や経済学部出身のロジカルな語り口を持つ若手がスクラッチから育成されています。