ワゴン販売が終了した東海道新幹線ですが、車内での飲食提供が完全に消滅したわけではありません。現在のサービス体制は、利用する座席クラスによって明確に二極化されています。
普通車(指定席・自由席)においては、巡回による物品販売は一切行われていません。車内に飲料の自動販売機も設置されていないため、乗車前に何も買わずに乗り込むと、降車駅まで水分補給すらままならない事態に陥ります。
一方、グリーン車(8〜10号車)に限り、スマートフォンの通信を活用した「東海道新幹線モバイルオーダーサービス」が導入されています。ワゴンが通路を行き交うことはなくなりましたが、乗客が必要な時に自身の端末から注文し、アテンダントが座席まで品物を届けるオンデマンド型の仕組みへと刷新されました。