レグルスが「最強の一角」と称される理由は、その所有する権能の異常性にある。「小王」と呼ばれる能力により、彼は自らの時間、および接触した物体の時間を停止させることができる。時間が停止した物体はあらゆる外力を受けつけず、いかなる攻撃も彼には届かない。同時に、彼が投げつけた一粒の砂や吐息すらも、空間を切り裂く絶対的な質量兵器へと変貌する。
さらに、この無敵の権能を維持するためのカラクリが「獅子の心臓(枚数のない小貨物)」だ。自らの心臓を「妻」と呼ばれる女性たちの胸へと移し替えることで、身体的負荷をゼロにし、永遠の無敵を維持する。このグロテスクなシステムは、他者を自らの生存の道具としてしか見ない彼の本質を酷く物語っている。