油画、日本画、彫刻といった伝統的なファインアートから、視覚伝達デザイン、プロダクト、建築、映像に至るまで、デザイン・工芸分野の境目は急速に曖昧になりつつある。近年の受験カリキュラムでは、伝統的な画材を用いた表現力をベースに置きつつも、空間構成や概念提示のスキルを柔軟に取り入れる試みが進む。
アナログな手仕事で感覚を研ぎ澄ましつつ、最新のデジタル表現技術への洞察も深める。このハイブリッドな思考法を10代のうちから身につけることが、美大入学後、さらには卒業後のクリエイティブ業界における強力な武器となる。