園の日常的な風土をより深く知るため、降園時の様子や園外活動の現場から見えてくる空気感を分析します。中央町保育園の大きな特徴として挙げられるのが、「学年を超えた縦割り保育の温かさ」と「給食室から直接漂う出汁の香り」です。
園舎内には直営の調理室が完備されており、旬の食材を用いた出汁本来の旨味を味わわせる和食中心の献立が提供されています。給食の時間になると、園内に漂う香ばしさに子どもたちが食欲を刺激され、偏食傾向のあった児童が自発的に野菜を完食するようになったというエピソードは複数の保護者取材で共通して語られた事実です。
また、散歩ルートとして中央緑地公園や周辺の遊歩道が日常的に利活用されており、引率する保育士の見守り体制もしっかりと組まれています。横断歩道における左右確認の掛け声、周囲の歩行者への挨拶など、生活習慣の基礎を街全体の中で育む姿勢が窺えます。子どもたちが泥だらけになって遊んだ着替えの洗濯物が袋いっぱいに詰められている様子は、まさに「五感をフルに使って生きる力を養っている」という証拠です。