馬場ふみかのビジュアル史を語る上で欠かせないのが、節目ごとに刊行された写真集で見せた歴代水着カットの表現力です。
2016年にリリースされた1st写真集『色っぽょ』では、あどけなさが残る表情と圧倒的なダイナミズムを誇るボディのギャップが爆発的な話題を呼びました。沖縄の光と影の中で捉えられたビキニ姿は、健康的でありながらどこか蠱惑的な雰囲気を漂わせ、グラビア界に新風を巻き起こしました。
続く2019年の『ふみかのまんなか』では、女性読者を意識した柔らかくセンシュアルなトーンへと進化。露出の多さで勝負するのではなく、光の陰影、肌の透明感、リラックスした呼吸感までをも写し撮る構成となり、「同性が見てもため息が出る美しさ」を確立しました。このグラビアにおける表現の変遷は、彼女自身の精神的な成熟と見事にリンクしています。