海外でのブレイク以前から、彼は日本映画界を支える重要人物として確固たる地位を築いていた。その名を一躍知らしめた代表作が、映画『るろうに剣心』シリーズの相楽左之助役だ。大型の斬馬刀を豪快に振り回し、泥臭くも愛すべき兄貴分を体当たりで演じきった。
さらに世界的な評価を確定させたのが、米アカデミー賞視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』での熱演だ。主人公の過去を知る元海軍整備兵・橘宗作役を演じ、重厚な人間ドラマに深みを与えた。アクションのキレと繊細な情念の双方を表現できる希有な存在として、国内外の映画監督から絶大な信頼を集めている。