子供を持つ保護者が一度は直面するのが、小学校の社会科テストにおける東京都の県庁所在地の正解問題です。「新宿区」と書いて不正解や部分点にされ、疑問を抱いた経験を持つ家庭は少なくありません。
文部科学省の学習指導要領や教科書会社の検定教科書では、都道府県庁所在地の学習において「都道府県名と県庁所在地名が異なるもの」を整理して覚える指導が行われています。その際、教科書や地図帳の巻末一覧には「東京都の都庁所在地=東京」と記載されているため、学校のペーパーテストでは「東京」と書くことが模範解答として求められます。
出題の意図が「教科書通りの暗記」にある場合、「新宿区」と解答すると採点基準から外れてしまうケースがあります。教育現場では「どちらも事実だが、テストでは教科書に準拠して『東京』と書く」という指導が今なお一般的です。