ネット上の口コミやSNSでは「マット肌=厚塗りで老けて見える」「乾燥肌には絶対に使えない」といった声が散見されます。しかし、これらの多くは過去の重厚なパウダリーファンデーションの記憶や、間違った塗布技術に起因する誤解です。
現場のメイクアップアーティストや化粧品開発者の証言によると、現在のマット処方は進化を遂げており、球状パウダーや光透過性セラミドなどの配合によって「光を適度に通しながら表面をサラリと保つ」処方が主流です。老けて見える直接の原因は質感そのものではなく、「顔全体を同一の厚さで塗りつぶしてしまうこと」にあります。
顔の凹凸を無視して均一にマットパウダーを乗せると、能面のような不自然な平坦さが生まれます。これを回避するには、おでこの中心や鼻筋、頬の高い位置など、本来光が当たるポイントにだけ微細なハイライトを忍ばせる、あるいはツヤ系チークを併用する「質感のハイブリッド使い」が劇的な垢抜けを叶えます。