ネット上の掲示板やSNSでは、「習志野高校はスポーツ推薦や部活の実技検査でほぼ枠が埋まっており、一般受験生は不利になるのではないか」という噂が散見されます。しかし、千葉県公立高校入試の選考基準を精査すると、この見解には大きな誤解が含まれています。
実際の入試制度において、習志野高校は公立学校であるため、募集要項に則った公平な点数化が行われます。具体的には、第1日の「5教科の学力検査得点(500点)」、調査書記載の「内申点(135点換算)」、そして第2日に実施される「学校設定検査(実技検査または面接・自己表現)」の合計得点によって合否が決定されます。
実技検査を選択する場合、中学校時代に部活動で優れた実績を残している生徒や、高い技術レベルを持つ生徒に一定の加点がなされるのは事実です。しかし、どれほど実技で高評価を得ても、「学力検査の点数や内申点があまりに低ければボーダーラインを下回って不合格になる」という厳格な基準が存在します。学力を軽視して実技頼みで出願した受験生が涙をのむケースは毎年のように発生しており、「確かな学力+実技への真摯な取り組み」の両輪が揃って初めて合格への切符を掴むことができます。