ネット上の美髪インフルエンサーの投稿を鵜呑みにして「使えば誰でもサラサラになる」と誤解した結果、髪の状態を悪化させてしまうケースが散見されます。取材を通じて見えてきた、リケラエマルジョンで失敗する人の3大共通パターンを指摘します。
第1の盲点:ハイプロテインによる「ケラチン硬化」
AEDSケラチンは強力に髪の骨格を補強するため、タンパク質が十分に足りている弱ダメージ毛に毎日大量に塗布し続けると、髪が硬くゴワつく「ケラチン過多」に陥ります。健康的なしなやかさを保つには、髪の回復度合いを見ながら使用頻度を週2〜3回に落とすなどの引き算のケアが不可欠です。
第2の盲点:自然乾燥による成分定着の失敗
本品は塗布しただけでは完全なポテンシャルを発揮しません。配合成分はドライヤーの熱(約60℃〜80℃)を受けることで毛髪組織と強固に一体化します。「アウトバストリートメントをつけて自然乾燥する」という使い方は、油分だけが毛髪表面に浮き、ベタつきと酸化ダメージの原因にしかなりません。
第3の盲点:根本的な頭皮・髪質診断の欠如
くせ毛やうねりの原因が「毛根の遺伝的湾曲」である場合、リケラエマルジョンだけでストレートヘアになることは構造上あり得ません。本品が解決できるのは「ダメージによる構造空洞化が招く広がり・うねり」に限定されます。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
毛髪診断士およびサロン現場の検証結果に基づき、購入すべき人と見送るべき人の明確な判断基準を提示します。
【絶対におすすめできる人】
- 縮毛矯正、ブリーチ、毎月の全体カラーを繰り返して髪がスカスカになっている人
- 毎日高温(160℃以上)のヘアアイロンやコテを使用しており、熱による毛先の硬化や枝毛に悩む人
- 毛先が乾燥してチリつき、一般的なヘアオイルでは数時間でパサつきが戻ってしまう人
- サロンのシステムトリートメント効果を自宅で長期間持続させたい人
【慎重になるべき(またはリケラミストを選ぶべき)人】
- 髪が細く柔らかい猫っ毛で、トップのボリュームが潰れやすい人(ミスト推奨)
- パーマやカラーの履歴がほとんどない健康毛・バージン毛の人
- お風呂上がりにドライヤーを使わず自然乾燥させることが多い人
- ライトでサラサラとした軽やかな仕上がりを好む人