なぜB型はこれほどお腹にくるのか。専門家の間では、ウイルスの組織親和性の違いが指摘されている。A型が主に呼吸器粘膜で激しい炎症を起こすのに対し、B型インフルエンザウイルスは腸管粘膜にも直接悪影響を及ぼしやすい性質を持つ。これが、高熱が引いた後もだるさや腹痛、悪心がダラダラと続く主原因だ。
こうした事態を受け、国内外の医療機関が連携する「2026年度感染症対策ガイドラインプロジェクト」が新たな指針をまとめた。最新データによると、発症早期から胃腸への低負荷と免疫補給を両立させた患者は、放置した患者に比べて全快までの平均日数が約1.8日短縮されたという。世界保健機関 (WHO)も、急性期の消化器ケアと適切な栄養介入が二次感染の予防に有効であると支持を表明している。