近年の気候変動に伴う自然災害の激甚化を受け、商業施設が果たすべき社会的責任も大きく変化した。自社が所有する広大な敷地と大型駐車場、そして強固な建築構造を生かし、地域の一次避難先および物流拠点としての機能を大幅に強化している。
万が一の停電時に備えた大型自家発電設備の導入や、数日分の食料・飲料水・生理用品などを常時保管する防災備蓄倉庫の整備は、自治体との防災協定に基づき厳格に管理されている。平時は市民のにぎわいを創出する商業施設が、非常時には地域全体の安全網として機能するという二重の役割。この安心感があるからこそ、地域住民からの信頼は揺るぎないものとなっている。