テーブルに運ばれてきた瞬間、誰もが息をのむ。タワーのようにそびえ立つ純白のホイップクリームは、この店の代名詞だ。見た目のインパクトとは裏腹に、空気を含んだ軽い口当たりで、驚くほど軽快にフォークが進む。
ここで試したいのが、常連客が密かに楽しんでいるカスタムオーダーだ。甘党ならホイップクリームを追加トッピングするだけでなく、テーブルに常備されたコーヒー豆のミルを使い、削りたての粉末をクリームの上にひと振りしてみてほしい。ほろ苦いアクセントが加わり、ティラミスのような大人の風味へと劇的な変化を遂げる。甘さと香ばしさのコントラストは病みつきになる。
さらに、甘いパンケーキと塩気のあるモチコチキンをワンプレートに組み合わせたスイート&セイボリーな限定プレートも見逃せない。甘じょっぱいメープルシロップをチキンとパンケーキの双方にたっぷりとかけて頬張る背徳感こそ、本場ハワイアンローカルフードの醍醐味である。