境内に足を踏み入れると、樹齢数百年を超える原生林が参道を覆い、外の世界とは切り離された神聖な空間が広がります。参拝時に見逃せない主要な見どころを整理しました。
特に注目すべきは、境内に築かれた須走富士塚です。富士山の溶岩(黒ぼく)を用いて精巧に再現されたこの富士塚は、かつて体力的・経済的理由で富士山頂まで登ることが叶わなかった人々が、山頂登拝と同じ功徳を得られる場所として築かれました。鳥居から塚を巡ることで、霊峰の凝縮されたエネルギーを全身で体感することができます。
自然の生命力を物語る神木群も見事です。風雪に耐えて力強く根を張る「根上がりモミ」や巨木「ハルニレ」は、大地からのエネルギーが湧き出る象徴として参拝者の目を奪います。
授与品では、富士山の霊峰と社殿が美しく箔押しされた限定御朱印が人気を博しています。月替わりや季節限定のデザイン、須走口の富士開山期間に授与される特別御朱印は、朱印帳を開くたびに富士の霊験を想起させます。また、富士山の溶岩ビーズを編み込んだ「厄除開運守」や、登山者の無事を祈願した「登拝安全守」など、この地ならではのお守りも高い評価を得ています。