大手クチコミサイトやSNS、温浴コミュニティにおける数千件の一次投稿を分析すると、岩盤浴に対する絶賛と後悔のコントラストが浮き彫りになります。
好意的な反応の筆頭に挙がるのは、「頑固な冷え性とむくみが翌朝まで解消された」「寝つきが圧倒的に良くなり、中途覚醒がなくなった」という自律神経系・末梢循環の改善です。特にサウナ特有の激しい心拍上昇や水風呂の冷感が苦手な層から、「息が苦しくないのにこれほど汗をかける場所は他にない」と高い評価を得ています。
その一方で、目立つ失敗談が「退出後の激しい頭痛と倦怠感」です。ネット上ではこれを安易に「好転反応」と片付ける傾向がありますが、現場の温浴指導員や医師の見解は異なります。好転反応と呼ばれるだるさの多くは、急激な血管拡張による血圧低下(脳貧血)や、自律神経の過度な弛緩、そして隠れ脱水が複合して生じる生理的疲労です。特に十分な水分と電解質を補給しないまま40分以上居座り、立ちくらみを起こす事故は毎年現場で報告されています。