わずか7日の昭和64年|硬貨のプレミア価値と改元の真相を徹底検証

わずか7日の昭和64年|硬貨のプレミア価値と改元の真相を徹底検証

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昭和64年は、カレンダーをめくってからわずか7日間でその役目を終えました。年が明けた1989年(昭和64年)1月1日から始まり、昭和天皇が崩御された1989年1月7日をもって昭和という時代が完結したためです。

前年の1988年秋頃から、昭和天皇の容態悪化に伴う「自粛ムード」が日本全国を覆っていました。各地の祭りやパレード、テレビのバラエティ番組に至るまで過剰な自粛が広がる中、昭和64年の元日は静まり返った異様な空気の中で迎えられました。

そして1月7日午前6時33分、昭和天皇が崩御。同日午後、当時の小渕恵三内閣官房長官が記者会見で掲げた墨書の額とともに「新しい元号は『平成』であります」と新元号発表を行い、日本中に衝撃を与えました。1979年に制定された元号法に基づき、政令が即日公布され、翌1月8日午前0時より「平成元年」がスタートしたのです。

この激動の改元によって、印刷業界では混乱が極まりました。年末に各家庭や企業へ配布されていた「昭和64年カレンダー」は、1月8日以降のすべての表記が幻となり、役所や金融機関は元号訂正のゴム印を手作業で押し続ける追対応に追われました。

山田 真由
著者

山田 真由

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