役柄を離れたプライベートや映画祭のレッドカーペットにおいて、綾野剛が最も深い信頼を寄せるレーベルの一つが10 eyevan(テン アイヴァン)です。EYEVANデザインチームの中川貴行氏が「美しい道具は、美しいパーツの集合体である」という哲学のもと立ち上げた同ブランドは、10個の独自開発パーツのみで構成される工芸品レベルのアイウェアです。
天然の白蝶貝や黒蝶貝を用いたノーズパッド、特許を取得したトルクスネジ(六角星型)、しなやかな弾性を持つβチタンテンプルなど、素材と機能の追求は圧巻。綾野剛はとりわけラウンドに近いオーバルシェイプの「no.5」や、端正なパント型の「no.3」を好んでセレクトしており、公の場での登壇写真でもその美しい佇まいが度々確認されています。装飾過多を嫌い、本質的な素材の質感と構造の美しさを愛でる彼の審美眼が、プライベートのコレクションにも明確に反映されています。
さらに、ニューヨークの老舗MOSCOT(モスコット)の「LEMTOSH(レムトッシュ)」や、アメリカンヴィンテージの薫り高いフレームも所有しているとされ、クラシックからモダンハイエンドまで、自身のスタイルの軸をブラさずに使い分ける徹底したこだわりが伺えます。