数多くの作品でメインキャストを務めてきた坂本真綾ですが、アニメファンやゲームプレイヤーの間で特に支持が厚い坂本真綾の代表作キャラには、明確な共通点が存在します。それは「単なる可愛らしさにとどまらない、精神的な強さと複雑な内面を抱えた人物像」です。主要なアニメ情報ポータルや各種ファンコミュニティの評価データを集約した最新の選出結果を見ていきます。
第1位:『鬼滅の刃』珠世(たまよ)
千年の時を生きる鬼でありながら、医師として人々を救い、鬼舞辻無惨への復讐に命を燃やす重要人物。坂本真綾が吹き込む穏やかで慈愛に満ちた声音と、無惨に対する底知れぬ憎悪を宿した低音のコントラストは、観客の感情を激しく揺さぶりました。劇場版『無限城編』のクライマックスにおいても、物語の根幹を担う名演として絶賛されています。
第2位:『黒執事』シエル・ファントムハイヴ
名門貴族の若き当主でありながら、過酷な過去と復讐心を背負うシエル。坂本真綾の少年声キャラクターとしての金字塔であり、幼さと傲慢さ、そしてふとした瞬間に見せる脆さを見事に表現しました。「女性声優が演じる少年役」の歴史において、今なお最高峰のひとつとして語り継がれています。
第3位:『Fate/Grand Order(FGO)』ジャンヌ・ダルク / レオナルド・ダ・ヴィンチ
世界的人気ゲーム『FGO』において、聖女ジャンヌ・ダルク、オルタ(邪竜の魔女)、さらに知性の塊であるダ・ヴィンチちゃんなど、声質と性格が全く異なる複数クラスのサーヴァントを担当。清廉潔白な祈りの声から奔放な天才肌のトーンまで、1つの作品内で驚異的な演じ分けを披露しています。
第4位:『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』真希波・マリ・イラストリアス
『破』から登場し、重苦しいエヴァの世界観に軽やかな風を吹き込んだ特異なパイロット。庵野秀明総監督からの高度な要求に対し、「つかみどころのない飄々とした明るさ」と「芯の強さ」を共存させ、新劇場版シリーズの完結へ導く決定的なキーパーソンを演じ切りました。
第5位:『〈物語〉シリーズ』忍野忍(キスショット)
怪異の王たる最強の吸血鬼でありながら、ドーナツを愛する幼女の姿となった忍野忍。古風な言い回し(「〜じゃ」)を愛らしく響かせつつ、劇場版『傷物語』で見せた妖艶かつ圧倒的な怪異としての威厳まで、幅広い年齢幅と声の階層を圧巻の表現力で成立させています。