伊香保温泉街には数多くの老舗旅館が軒を連ねていますが、その中でも伊香保温泉 ホテル天坊の評判が安定して高い水準を維持し続けている最大の理由は、伊香保が誇る2つの異なる源泉を広大な湯処で同時に味わえる点にあります。
歴史ある伊香保のシンボル「黄金の湯」は、鉄分を豊富に含み、空気に触れることで独特の茶褐色に変化する硫酸塩泉です。血行を促進し体を芯から温める効能から、古来「子宝の湯」として親しまれてきました。一方の「白銀の湯」は、1990年代に湧出が確認された無色透明の単純温泉で、メタケイ酸を豊富に含み、肌触りが滑らかで刺激が少ない美肌の湯として知られています。宿によってはどちらか一方しか引湯していない施設も多い中、ホテル天坊の黄金の湯と白銀の湯は、双方の湯口から引かれた湯船が緻密に配置されています。
大浴場「天晴(あっぱれ)」と野趣あふれる露天風呂を合わせると、その総面積は約1,000坪にも及びます。内湯の広々とした浴槽だけでなく、陶器風呂やつぼ風呂、寝湯など多彩なバリエーションが用意されており、館内での湯巡りだけで伊香保温泉の醍醐味を満喫できる構造が、多くの温泉ファンを惹きつける決定打となっています。