大阪府公立高校入試において、茨木高校の文理学科が誇る難易度は最上位グループに位置します。大手進学塾の公開データや追跡調査によると、大阪府立茨木高等学校の偏差値は73〜74前後で安定しており、府内全域から受験可能となった学区撤廃以降、その難化傾向は定着しています。
合否を大きく左右する大阪府公立高校入試の最新データを見ると、文理学科の志願倍率は例年1.3倍〜1.5倍前後の高倍率を推移しています。これは北野高校や天王寺高校といった他のGLHSと比較しても出願者が集中しやすい傾向を示しており、北摂地域の厚い中間〜上位層が果敢にチャレンジしている実態が浮き彫りになっています。
大阪府の一般選抜では、自己申告書や調査書(内申書)と学力検査の配点比率が高校ごとに選定されますが、同校は当然ながら学力重視の「タイプI(学力検査7:内申点3)」を採用しています。合否判定における茨木高校の内申点計算は、中学1年〜3年の評定(45点満点)を1:1:3の比率で換算した135点満点を270点満点へと引き伸ばす方式です。内申点はほぼオール5(43〜45点)を確保しておくことが実質的な前提条件となります。
さらに筆記試験では、国語・数学・英語すべてにおいて最難関の「発展的問題(C問題)」が課されます。特に英語C問題では、英検2級で実得点80%(72点)、英検準1級で実得点100%(90点)の得点読み替え制度が存在するため、合格者の大半が中学生のうちに英検上位級を取得して入試に臨んでいます。記述力と論理的思考力が極限まで問われる数学C問題でいかに失点を防ぐかが、茨木高校の合格ライン・ボーダーを超える決定打となっています。