Q1:脳梗塞と脳卒中は、どちらのほうが重い病気ですか?
A1:脳卒中は病気全体の総称であり、脳梗塞はその一種であるため「どちらが重いか」という比較は成り立ちません。ただし、脳梗塞の中でも太い血管が詰まった場合やくも膜下出血などは、一撃で命に関わる重篤な状態になります。いずれの病態であっても極めて緊急性の高い疾患です。
Q2:脳梗塞の前兆は、何日くらい前から現れるものですか?
A2:前兆(一過性脳虚血発作など)は、発症の数時間前〜数日前に現れるケースが多いとされていますが、前兆が全くなく突然発症することも珍しくありません。数分で消える手足のしびれやろれつ不良であっても、「数日以内に大きな発作が起きる警告」と捉えて即座に受診してください。
Q3:頭痛がないのに脳梗塞になっていることはありますか?
A3:あります。脳梗塞は血管が詰まる病気であるため、くも膜下出血のような激しい頭痛を伴わないケースが一般的です。「頭が痛くないから脳卒中ではない」と思い込むのは非常に危険であり、手足の脱力や麻痺、言葉の乱れを優先して確認する必要があります。
Q4:救急車を呼ぶか迷ったときはどうすれば良いですか?
A4:FASTの症状(顔の歪み、腕の脱力、言葉のもつれ)が見られる場合は、迷わず119番通報してください。判断がつかない場合は、全国共通の救急安心センター事業(#7119)や救急相談窓口へ電話し、専門家の助言を仰ぎましょう。