スタジオの照明が落ち、イントロが流れた瞬間に空気は一変した。トレードマークとも言える華やかな衣装を身にまとった西野カナは、ブランクを一切感じさせない確かな足取りでステージ中央へと進んだ。カメラが彼女の表情を捉えると、そこには緊張と、それ以上に歌う喜びが満ち溢れた笑顔があった。
披露されたのは、彼女の代名詞とも言える大ヒット曲と、現在の彼女の等身大の魅力を詰め込んだ最新ナンバーだ。ハイトーンボイスの伸びやかさは以前にも増してクリアで、言葉の一つひとつが聴き手の耳にダイレクトに突き刺さる。SNSでは「声量が上がっている」「表現力が別次元」といった驚きの声が相次いだ。