ステーキ肉の形状や状態によっても、電子レンジでのアプローチは大きく変わります。失敗しやすい2大パターンを整理します。
1. サイコロステーキ(成型肉・角切り肉)の調理法
サイコロステーキは脂身が多く、電子レンジ調理では脂の急激な加熱による破裂・飛び散りが起きやすい特徴があります。深めの耐熱容器を使い、クッキングシートを敷いた上に肉同士が重ならないよう等間隔で並べます。600Wで1分30秒加熱した後に一度取り出して上下を返し、さらに30〜40秒加熱します。出た余分な脂をキッチンペーパーで拭き取ることで、ギトギト感を抑えてさっぱり仕上がります。
2. 冷凍ステーキの解凍と焼き方
「冷凍のまま強出力で一気に加熱する」のは絶対に避けるべきNG行為です。外側が完全に煮崩れて中が凍った状態になります。
正しい手順は、まず電子レンジの解凍モード(100W〜200W)で肉200gあたり約2分30秒〜3分かけ、半解凍(中心に少し硬さが残る程度)にします。その後、ドリップを完全に拭き取ってから室温に10分馴染ませ、前述の通常レンジ調理(600W分割加熱+余熱)へ移行します。
3. 冷めたステーキの失敗しない温め直し
焼きすぎて冷えたステーキを温め直す際は、少量の料理酒または大さじ1の水を肉の表面に振りかけ、ラップを密着させずに軽くかぶせて200W〜300W(弱出力)で1分30秒〜2分じっくり温めます。高出力で温めると肉汁が爆発してゴム化するため、弱出力でじんわり熱を通すのが秘訣です。