アスコルビン酸とは、水溶性ビタミンの一種であるビタミンCの正式な化学名です。市販されているビタミンCサプリメントの多くは、このアスコルビン酸に結晶セルロースやステアリン酸カルシウムなどの賦形剤(固形化するための添加物)、甘味料、着色料を加えて錠剤やカプセルに加工しています。対して、ビタミンC原末(アスコルビン酸粉末)は、純度99.0%〜100.0%の結晶または白色粉末そのものであり、不純物や余計な添加物が極めて少ないという特徴を持ちます。
流通しているアスコルビン酸粉末には、大きく分けて「第3類医薬品グレード」と「食品添加物グレード」の2種類が存在します。医薬品グレードは日本薬局方の厳格な規格基準に適合し、医薬品GMPに準拠した工場で製造されるため、ドラッグストア等で確実な品質が保証されている反面、価格はやや高めです。一方、食品添加物グレードは清涼飲料水や加工食品の酸化防止剤として大量生産されており、ネット通販を中心に1kgあたり2,000円前後という驚異的な安さで流通しています。純度そのものには大きな差がないため、用途や予算に応じて賢く選択するユーザーが増加しています。