家庭内や事業所における転倒防止の安全対策として滑り止めテープを導入する際、最優先すべきは「使用環境に応じた表面粒子と基材の選定」です。滑り止めテープはどれも同じに見えますが、表面の摩擦構造によって用途が厳密に分かれています。
屋外のコンクリート階段や玄関・スロープには、鉱物粒子(酸化アルミニウムや炭化ケイ素)を強力な樹脂で固めた滑り止めテープ 屋外用が不可欠です。雨水や泥が乗っても靴底にしっかり食い込み、確実なグリップ力を発揮します。一方、屋内の階段用として素足や靴下で歩く場所に鉱物粒子タイプを貼ると、靴下の早期摩耗や足裏の怪我につながるため、凹凸をソフトに仕上げたPVC樹脂製やエラストマー素材を選ぶのが鉄則です。
また、リビング階段や廊下などインテリアの美観を損ねたくない場所には、滑り止めテープ 透明・目立たないタイプが重宝されます。木目の風合いを隠さずに安全性を確保できるため、デザイン性を重視する住宅で高い支持を集めています。浴室や洗い場、プールサイドといったお風呂・水回りには、水分の浸入を防ぐ特殊アクリル粘着剤を使用した耐水・防水仕様が必須となります。