近代史の闇「大本教」の真実!予言と国家弾圧、現代への影響を解剖

近代史の闇「大本教」の真実!予言と国家弾圧、現代への影響を解剖

近代史の闇「大本教」の真実!予言と国家弾圧、現代への影響を解剖にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

戦後の大本は、国家神道的な色彩や政治運動から大きく舵を切り、国際平和と文化活動を中心とする宗教法人として再出発しました。現在の大本の活動実態はどうなっているのでしょうか。

文化庁が発行する『宗教年鑑』などの統計データによると、大本の現在の信者数は約15万〜16万人前後で推移しています。昭和初期の最盛期に比べると規模は落ち着いているものの、強固な信徒基盤を保ち続けています。

活動の二大拠点は現在も京都府にあります。

  • 綾部・梅松苑(ばいしょうえん):開祖・出口なおの昇天の地であり、祖霊舎や長生殿が立ち並ぶ教団の発祥地・祈りの聖地。
  • 亀岡・天恩郷(てんおんきょう):明智光秀の丹波亀山城跡を教団が買い取って整備した拠点であり、教団本部やみのお山研修センター、国際活動の拠点。

現在の主要な活動として特筆すべきは、国際共通語「エスペラント語」の普及活動、伝統陶芸「燿わん(ようわん)」などの美術工芸の振興、能楽や茶道の保存、そして無農薬・有機栽培を推進する環境保全運動です。また、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教など諸宗教との対話を重んじる「世界連邦運動」を熱心に展開しており、かつて国家を揺るがした激しい終末論的熱狂は、穏やかな国際平和希求へと昇華されています。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。