日本大学理工学部の最大の特徴は、都心型の「駿河台」と郊外研究型の「船橋」という機能の異なる2大拠点を併せ持っている点です。この2拠点体制を正しく把握していないと、入学後のライフスタイルに大きなギャップが生じることになります。
駿河台キャンパスがJR御茶ノ水駅徒歩3分という抜群の立地で主に座学や大学院研究を中心とするのに対し、船橋キャンパスは広大な面積を活かした実証実験フィールドとしての役割を担っています。ここで重要になるのが、理工学部 学年ごとのキャンパス配属の仕組みです。
日大理工の14学科のうち、多くの学科では「1年次は基礎教育と実習のため船橋キャンパスに通い、2年次(または3年次)から駿河台キャンパスへ移る」というスライド方式を採用しています。しかし、すべての学科が都心へ移るわけではありません。実験施設や広大な屋外スペースを日常的に使用する学科は、4年間を通して船橋キャンパスを拠点とします。
公式発表資料およびシラバスに基づく日大理工 船橋 学科・専攻一覧と主な拠点配置は以下の通り整理されます。
【4年間船橋キャンパスをメインとする主な学科】
・航空宇宙工学科
・海洋建築工学科
・精密機械工学科(コース・研究室による)
・交通システム工学科
・応用情報工学科(船橋校舎2号館に研究室・事務室を配置)
・まちづくり工学科(一部学年・演習)
【1年次船橋→2年次以降駿河台へ移行する主な学科】
・土木工学科、建築学科、機械工学科、電気工学科、電子工学科、物質応用化学科、物理学科、数学科
このように、志望する学科が「4年間郊外で研究に没頭するタイプ」なのか、「都心ライフへ移行するタイプ」なのかを事前に把握しておくことが、後悔しない進路選択の第一歩となります。