蒸しささみの調理法として代表的な「電子レンジ調理」と「フライパンでの酒蒸し」。それぞれの加熱特性や仕上がりの違いを理解し、用途に合わせて使い分けることが仕上がりを左右します。
電子レンジ調理で失敗しない最大のポイントは、「ラップをふんわりかけること」と「取り出してすぐにラップを外さず、余熱で火を通すこと」です。完全に火を通そうとレンジ内で長時間加熱すると、マイクロ波の集中により肉の端から水分が蒸発し、硬化してしまいます。8割程度白っぽくなった段階で加熱を止め、蒸気がこもった状態で5分放置するのがプロの仕上がりを実現する秘訣です。
フライパン調理の場合は、厚手の蓋を使い、酒と水を各大さじ2程度回し入れて弱火でじっくり熱を通します。直火の強い熱が直接当たらないよう、クッキングシートを敷くか、長ネギの青い部分を敷いた上にささみを並べることで、風味付けと焦げ付き防止を両立できます。