テレビ視聴者の多くは、「テレビに映っている時間=その芸能人の成功度合い」という昭和・平成的な価値観を今なお引きずっています。そのため、週に何回も画面で見かけなくなると即座に「落ちぶれた」「干された」と解釈してしまいがちです。
しかし、制作会社のプロデューサーや広告代理店のキャスティング担当者に取材すると、まったく逆の証言が返ってきます。
「指原さんを番組に呼びたくないプロデューサーなどいません。今でも数字(視聴率)が取れるし、共演者へのパス出しやコメント力は同年代でずば抜けています。問題はギャラとスケジュールです。制作費削減が進む地上波では彼女クラスの出演料を毎週払う体力がなくなっており、指原さん側も多忙なビジネスの合間を縫ってまで割の合わないひな壇番組を受ける理由がありません」(大手キー局編成担当者)
彼女は業界から干されたのではなく、地上波テレビという枠組みを自ら相対化し、次のステージへと軽やかに昇格したというのが現場の共通認識です。