石原慎太郎の若い頃が超イケメン!天才作家の伝説と裕次郎との絆

石原慎太郎の若い頃が超イケメン!天才作家の伝説と裕次郎との絆

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石原慎太郎氏の神話が始まったのは、名門・一橋大学法学部(当時は経済学部から法学部に改組)の学生時代でした。もともとは公認会計士を目指して勉学に励んでいたものの、友人の小説に触発されてわずか数週間で書き上げた短編小説こそが、戦後文学の記念碑的傑作となる『太陽の季節』です。

1955年、同作で第1回文學界新人賞を受賞。翌1956年には、第34回芥川賞を満場一致ならぬ激論の末に受賞しました。当時23歳での受賞は、当時の史上最年少記録として文壇を騒然とさせました。選考会では川端康成氏が倫理的観点から懸念を示した一方、三島由紀夫氏が「この危険な生のエネルギーこそ新しい文学だ」と絶賛し、強く推したエピソードは文壇史における語り草です。

受賞後、慎太郎氏の短髪を真似た「慎太郎刈り」や、アロハシャツにサングラスで逗子・葉山の海岸を闊歩する若者たち「太陽族」が街中に溢れ返りました。一大学生の書いた一編の小説が、ファッション、音楽、若者文化の全領域を巻き込む社会現象へと昇華した瞬間でした。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。