かつて全国ネットのストレートニュースを仕切っていた小山慶一郎ですが、現在の彼の主戦場は関西ローカルの情報番組をはじめとする、より視聴者との距離が近いメディア空間です。特にレギュラー出演を続ける毎日放送(MBS)の『よんチャンTV』などでは、生放送特有の鋭い議論において独特の存在感を発揮しています。
SNSやネット掲示板、リアルタイム実況での世間の反応を検証すると、視聴者の評価は数年前から大きく変化しています。
「昔はどこか優等生ぶったコメントに聞こえていたけれど、今の小山さんは自分の言葉で話している。失敗を経験したからこそ、弱い立場の人や過ちを犯したニュースに対して、安易に断罪せず慎重に言葉を選ぶ姿に説得力がある」(30代女性・主婦) 「アウトドア番組などで見せる素の表情と、ニュースを語るときの真剣な眼差しのギャップが良い。変に専門家ぶらず、視聴者の目線で率直に疑問を投げかけてくれる」(40代男性・会社員)
番組制作に携わるテレビマンの証言でも、「事前の台本にないニュースが飛び込んできた際の要約力と、他のコメンテーターへのパス出しが群を抜いて巧みである」というプロ目線の評価が目立ちます。一度頂点から落ちた経験があるからこそ、「正論で他人を殴らない」バランス感覚が、現在のメディア環境において貴重な価値を生み出しています。