悪天候時に威力を発揮するのが、渋谷パルコの地下通路アクセスを活用した「雨の日回避ルート」です。結論から述べると、駅からパルコ館内まで完全直結の地下道は存在しません。しかし、地下通路「渋谷ちかみち」を経由してA6b出口、もしくは西武百貨店パーキング連絡口に近いA3出口から地上に出ることで、傘を差す時間をわずか2〜3分に圧縮できます。
実際の検証取材において雨天時の動線を追跡したところ、ハチ公前スクランブル交差点を傘をさしながら渡るグループは、傘同士の接触やすれ違いの減速により、晴天時と比べて約1.4倍の所要時間を要していました。一方、地下道をA6b出口まで直進したグループは、地上に出てからモディ(MODI)交差点を左折し、公園通りの屋根庇(ひさし)がある店舗沿いを歩行することで、衣服を濡らすリスクを最小限に抑えて到着できています。
また、情緒ある観光ルートとして知られる渋谷パルコのスペイン坂経由ですが、現地を歩く利用者の間では「思った以上に歩きづらい」という声が目立ちます。井の頭通りからスペイン坂に入ると、幅約2m〜3mの狭い路地と石畳の階段が続きます。休日のピークタイム(13:00〜17:00)はすれ違いが困難なほど過密状態となり、スーツケースを引く旅行者やベビーカーを押すファミリー層にとっては極めて危険な動線となるため注意が必要です。