ネット上のコミュニティや愛用者の声を取材すると、驚くべき共通点が存在します。それは「ミスドのキティ皿はとにかく割れない」という現場のリアルです。
一般的にファーストフードの景品食器は「薄くて割れやすい」「電子レンジ非対応」といったコストダウンの痕跡が見られることも少なくありません。しかし、当時のミスドの食器ノベルティは、提携工場や老舗陶器メーカーによる厳格な品質管理基準をクリアして製造されていました。
「実家を出て10年、子どもが生まれて毎日雑に食洗機に突っ込んでいるが、欠け一つない」「カレーの色素が沈着しにくい釉薬が使われている気がする」といった主婦層の口コミは、都市伝説ではなく確かな製品クオリティに裏打ちされた事実です。使い捨て消費が批判される時代において、10年を超えて台所の第一線で活躍し続ける耐久性こそが、このコラボを今なお「伝説」たらしめている真因と言えます。