ネット上のコミュニティやSNSでたびたび浮上する「鬼塚慶次の死亡説」ですが、結論から言えば鬼塚慶次は死亡しておらず、生存しています。彼が命を落としたと誤認されやすい最大の要因は、火星探索任務「アネックス1号編」におけるあまりにも過酷な被弾率と、致命傷レベルの重傷描写にあります。
アネックス1号が火星に不時着した後、小町小吉率いる第一班に所属した鬼塚は、無数に群がるテラフォーマーとの正面衝突を幾度も経験しました。特に物語の中盤、中国第四班の裏切りによる九頭竜の攻撃や、高度な知能を持つテラフォーマーたちの集中砲火を浴びた局面では、両腕の損壊や大量出血を伴う極限状態に追い込まれています。息も絶え絶えになり、いつ絶命してもおかしくないカットが連続したことで、「ここで慶次は力尽きたのではないか」と記憶している読者が少なくありませんでした。
しかし、慶次は持ち前の不屈の闘志と、モンハナシャコ由来の驚異的な甲殻硬度・自己修復力によって耐え抜きました。小町小吉や膝丸燈らとともに死線を潜り抜け、最終的にフロンティア号の救助艇によって地球への生還を果たしています。過酷な連載展開の中で次々と主要キャラクターが命を落とす『テラフォーマーズ』において、最後まで立ち上がり続けて生還を掴み取った稀有な生存者の一人です。