放送から10年以上が経過した2026年、ドラマ『ごじくじ』のキャスティングを改めて振り返ると、その豪華さには目を見張るものがあります。当時からトップスターだった主役2人はもちろん、脇を固めていた俳優陣が軒並み現在の映像界を牽引する中心人物へと成長を遂げました。
ヒロインの桜庭潤子を愛嬌たっぷりに演じた石原さとみは、その後も数々の社会派ドラマや映画で主演を務め、演技派としての地位を盤石にしました。私生活での結婚・出産を経て復帰した現在も、深みを増した表現力で第一線を走り続け、同世代女性の圧倒的なロールモデルであり続けています。
一方、ストイックかつ一途な僧侶・星川高嶺役で視聴者を虜にした山下智久の飛躍も目覚ましいものがあります。独立後は活動の拠点を世界へ広げ、海外制作ドラマ『神の雫/Drops of God』での国際的評価や大型配信作品への主演など、グローバルスターとしての地位を確立。英語が堪能な役柄だった高嶺さながらに、流暢な語学力を武器に海外のレッドカーペットを沸かせています。
共演陣の現在も見逃せません。潤子に思いを寄せる上司役を演じた田中圭は社会現象となったドラマを経て国民的人気俳優となり、高嶺の弟・天音役を演じた志尊淳も映画や舞台で高い演技力を発揮する実力派へと脱皮。さらに同僚講師役の高梨臨や中村アン、生徒役の古川雄輝や当時ジャニーズJr.だった長妻怜央(7ORDER)に至るまで、各方面で目覚ましい活躍を見せています。まさに「2010年代半ばのネクストブレイクの宝庫」と呼べる奇跡の座組みでした。