現在の医療・福祉現場で最も重要視されるキーワードが「多職種連携」である。医師や看護師だけでなく、リハビリ専門職、検査技師、歯科領域の専門家が一体となり、一人の患者を全人的に支える体制がスタンダードとなった。
この環境を在学中から体感させるのがチーム医療教育だ。異なる学科の学生が一つの症例に対して意見を交わし、それぞれの職種の視点から最適なケアプランを模索する。自らの専門領域を深めるだけでなく、他職種の役割と限界を肌で知る。この経験を持つ卒業生は、臨床現場に出たその日から違和感なくチームの一員として機能する。