Q1:水泳やお風呂で耳に水が入ったときはどうすれば外耳炎を防げますか?
A1:無理に綿棒を奥まで押し込んで水分を拭き取ろうとする行為が最も危険です。水が入った耳を下に向けて片足立ちで軽く飛び跳ねるか、清潔なティッシュでこよりを作って耳の穴の入口(1cm程度)にそっと触れさせて毛細管現象で吸い取らせてください。ドライヤーの「冷風(弱)」を少し離れた位置から耳に当てて蒸発させる方法も安全で効果的です。
Q2:外耳炎の治療中、音楽用イヤホンはいつから再開できますか?骨伝導なら問題ないですか?
A2:カナル型やインナーイヤー型のイヤホンは、耳鼻咽喉科医から「完治」の診断が下りるまで完全に禁止してください。患部を密閉して湿度が上がるだけで細菌やカビが再活性化します。骨伝導イヤホンであっても、耳の穴の直前(耳珠付近)を強く圧迫するタイプは外耳道の腫脹を刺激して痛みを誘発するため、痛みが完全に消失するまではヘッドバンドが緩やかなオープンイヤー型も含め、装用を控えるのが無難です。
Q3:点耳薬を使い始めて痛みが引いたら、途中で点耳をやめても大丈夫ですか?
A3:自己判断での投薬中止は最も避けるべき行為です。痛みが消失しても、皮膚の深部にはまだ弱った細菌や真菌が残存しているケースが多々あります。完全に除菌し切る前に点耳を中断すると、薬剤に対する耐性菌を生み出してしまい、再発時に薬が効かなくなる深刻なリスクを招きます。必ず医師から指示された日数(通常5〜7日間程度)は点耳を継続し、再診で外耳道の治癒を確認してもらってください。