長年親しまれてきた施設に新風を吹き込んだのが、運営を手がける北近江観光開発株式会社が主導した「北近江の湯 リニューアルプロジェクト」だ。歴史ある佇まいや木造建築の温もりを大切に残しながら、現代のライフスタイルに即した快適性とデザイン性を大胆に融合させた。
館内に足を踏み入れると、開放感あふれるラウンジと落ち着いた間接照明が訪れる者を迎え入れる。湯上がりに思い思いの体勢で寛げるリクライニングエリアや、静かに読書を楽しめるコワーキング対応スペースなど、滞在の自由度は飛躍的に向上した。短時間の立ち寄り入浴にとどまらず、半日から一日をゆったりと過ごす滞在型施設への進化は、地域の観光産業全体にも確かな活気をもたらしている。