2012年4月下旬、週刊誌のスクープを皮切りに火がついた塩谷瞬の二股騒動は、単なる熱愛報道の枠を大きく超え、連日情報番組のトップニュースとして報じられました。その最大の要因は、交際相手双方が社会的な知名度と発信力を持つトップランナーであり、しかも2人が知人同士であった点にあります。
映画『パッチギ!』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、実力派若手俳優として脚光を浴びていた塩谷瞬は、当時、世界的なファッションモデルとして活躍していた冨永愛と、テレビ出演やレシピ本で注目を集めていた料理研究家の園山真希絵の双方にアプローチを重ねていました。報道各社の取材データを総合すると、塩谷瞬・冨永愛・園山真希絵の時系列まとめは以下の通り極めて過密かつ重層的なものでした。
塩谷瞬は園山真希絵に対して親族への紹介や具体的な将来の約束を交わす一方で、ほぼ同時並行で冨永愛にも熱烈な求愛を行い、プロポーズの言葉を伝えていたとされます。しかし、冨永愛と園山真希絵に共通の知人がいたことから事態は急転。お互いの交際事実とプロポーズの重複に気づいた女性陣の間で直接的な事実確認が行われ、決定的な破局へと至りました。
冨永愛は生放送のテレビ番組等で事実を認め、「友達関係に戻る」と毅然とした態度で決別を宣言。一方の園山真希絵も情報番組の取材に対し、深い悲しみと困惑を滲ませながら当時の胸中を語りました。そして騒動の決定打となったのが、海外渡航から帰国した直後の成田空港および後日開かれた塩谷瞬の涙の謝罪会見です。報道陣の厳しい追及に対し、号泣しながら釈明を繰り返す塩谷の姿は強烈なインパクトを残し、社会的な流行語にまで発展しました。