つくしを美味しく食べる上で絶対に省略できない工程が「袴(はかま)取り」と「アク抜き」です。袴とは、茎の節目にある茶色くギザギザした薄皮状の退化葉のことで、口当たりが悪く強いアクの原因になります。
袴の効率的な取り方は以下の通りです。
- つくしの節のすぐ下を指先でつまみ、外側へ向けてめくるように引っ張ってむく
- 一番上の穂先の根元から順に、下へ向かって節ごとに取り除いていく
- 袴を取り除いたら、ボウルに張ったたっぷりの水で優しく洗い、土やゴミを落とす
袴を取るとアクで指先や爪が黒くなりやすいため、気になる場合は調理用ビニール手袋を着用して作業するのがおすすめです。
続いてアク抜きを行います。鍋にたっぷりのお湯を沸かして少量の塩(または重曹ひとつまみ)を加え、洗ったつくしを投入して1分〜2分ほどサッと茹でます。茹ですぎると食感が損なわれるため短時間で引き上げ、すぐに冷水に取ります。水を取り替えながら30分から1時間ほど水にさらすことで、独特の苦味や渋みが適度に抜け、上品な春の風味へと仕上がります。