野外での観察は蚊に刺されたり暗闇で足元が危険だったりするため、子供の自由研究では幼虫を自宅へ持ち帰って部屋で観察する方法も人気です。
幼虫を持ち帰る際は、プラスチックの飼育ケースに止まり木や網を入れておくか、通気性のある布袋に優しく入れます。まだ歩いている状態の幼虫を選び、すでに木にしっかり脚を固定して動かなくなっている個体は脱皮準備に入っているため採取してはいけません。
持ち帰った後は、レースのカーテンに幼虫を垂直に掴まらせます。カーテンは適度な凹凸があり、セミが脚を引っかけやすく羽化の足場として最適です。
室内で観察する際は、エアコンの風が直接当たらない静かな場所を選び、部屋の明かりは可能な限り薄暗くしておきます。テレビの音や振動もストレスになるため、静穏な環境を保つ配慮が不可欠です。