忘れらんねえよ柴田隆浩の現在と脱退の真相を徹底解剖

忘れらんねえよ柴田隆浩の現在と脱退の真相を徹底解剖

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忘れらんねえよは2008年、柴田隆浩(Vo/Gt)、梅津拓也(Ba)、酒田耕慈(Dr)の3名によって結成されました。会社員生活を送りながら音楽への情熱を捨てきれなかった柴田が紡ぎ出す、リアルで痛切な叫びは瞬く間に早耳のリスナーの間で話題となり、2011年にシングル『CからはじまるABC』でメジャーデビューを果たします。

順風満帆に見えたバンド活動でしたが、その裏では常に表現と生活、バンド運営をめぐる葛藤が渦巻いていました。最初の転機となったのが2015年のドラム・酒田耕慈の脱退です。公式発表資料や当時の柴田の手記によると、酒田自身の「バンドの成長スピードに対する力量の限界の自覚」と「今後の人生設計」を見据えた前向きな協議の末の離脱でした。

さらにバンドを揺るがしたのが、2018年のベース・梅津拓也の脱退です。結成以来、柴田の暴走を受け止めサウンドの屋台骨を支えてきた盟友の離脱は、ファンの間に大きな衝撃を与えました。当時の特番インタビューや公式コメントにおいて、梅津は「自分の新しい道へ進むための決断」を語り、柴田もまた「梅津の人生を尊重する」としつつも、深い喪失感を吐露していました。公の場で見せた柴田の表情には濃い翳りが見られましたが、彼は解散ではなく「忘れらんねえよを柴田隆浩の単独プロジェクトとして存続させる」という過酷な道を選択したのです。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。