季節ごとに仙台が見せる表情は実に多彩だが、旅行者や出張者が落とし穴にはまりやすいポイントがいくつか存在する。
春(3月~5月)の仙台は、桜の開花時期であっても油断は禁物だ。日中はポカポカ陽気でも、日が傾くと一気に一桁の気温まで冷え込む「寒の戻り」が頻発する。花見や仙台青葉まつりに参加する際は、脱ぎ着しやすいスプリングコートやストールが欠かせない。
夏(6月~8月)は梅雨の「やませ」による肌寒さと、梅雨明け後の強い日差しが交互に訪れる。秋(9月~11月)は晴天率が高く最も観光に適した時期だが、仙台城跡や瑞鳳殿などの高台では夜間の冷え込みが著しい。そして冬(12月~2月)は、雪の量は少ないものの、泉ヶ岳から吹き下ろす強烈な「仙台おろし」が体感温度を氷点下へと引き下げる。濡れた路面が凍りつく「ブラックアイスバーン」にも注意が必要だ。