2016年に公開された前作『ズートピア』は、差別や偏見という重厚なテーマを動物たちの共生社会に見事に落とし込み、アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した。世界興行収入は10億ドルを突破。社会現象を巻き起こした傑作の続編が、なぜこれほどの準備期間を必要としたのか。
制作陣によれば、脚本の開発に膨大な時間を費やしたという。多様性と共存というテーマが複雑化する現代において、前作を超えるストーリーを構築することは容易ではなかった。ピクサーやディズニーのアニメーション制作チームが満を持して送り出す本作は、単なるファンサービスにとどまらない、現代社会への鋭いメッセージを込めた野心作となっている。