グアムでの闘病生活、そして最期の時を迎える間際まで、彼は決して弱音を吐かなかった。「俺は絶対勝つから」「みんなも前を向けよ」。最後まで周囲を心配させまいと、自らの痛みを押し殺して発せられたその声には、格闘家としての威厳と優しさが満ちていたという。
病床の彼を看取った家族や「Krazy Bee」の所属選手たちに対して彼が遺した言葉は、単なる別れのメッセージではない。「俺の背中を見ろ」と言わんばかりに、死の間際まで自分の足で立ち上がろうと試み、最後までファイターであり続けた生き様そのものが、最期のメッセージとなったのだ。恐怖に屈せず、周りのスタッフや愛する家族へ「ありがとう」と何度も伝えた感謝の念は、今も関係者の涙とともに語られている。