インド料理がこれほどまでに支持を広げている背景には、現代人の健康志向の高まりも深く関係している。ターメリック(ウコン)の抗酸化作用、クミンの消化促進作用、コリアンダーのデトックス効果など、使用されるスパイスはまさに「食べる薬膳」だ。
さらに、ヴィーガンやグルテンフリー、ハラール対応といった多様な食のバリアフリーに対応できる点も強みだ。油分を控え、ハーブとスパイスの力だけで深いコクを生み出す調理法は、フィットネス意識の高い若年層やビジネスパーソンの心をつかんで離さない。単なる「美味しいランチ」を超えて、コンディションを整えるための手段としてスパイス料理を選ぶ人が急増している。