交差点の信号が「赤」を示しているにもかかわらず、その下に緑色の矢印が点灯している場面。このとき、指定された方向に進んで良いのは言うまでもない。しかし、問題は「どの車両がどう進めるか」だ。
道路交通法において、赤信号+矢印信号は「指定方向以外の進行禁止」を意味する。例えば、右折矢印が出ているときは右折(および法令で禁止されていない場所での転回)のみが可能であり、直進や左折は完全にアウトだ。同様に、直進矢印が出ている最中に「ついでに左折」しようとすれば、即座に信号無視として取り締まりの対象になる。
「赤信号だから止まる」という大原則に対し、矢印は例外的な通行許可を与える役割を果たす。この優先関係を正しく頭に入れておかないと、思わぬ事故や違反切符につながるのだ。